外構工事で目隠しウッドフェンスを施工しました。
下はウッドフェンス設置前。
木の塀ははイペの無垢材で施工しています。
ウッドデッキにもよく使われ木材ですが、外部に使用する木材として、イペは最高級木材です。
産地はブラジルを中心とした南米地域になります。
耐久性や防虫性も高い材木なので、「ハードウッドの王様」なんて言われたりします。
最近、なかなか手に入りづらくなり、値段も上がっている木材です。
10月になってから様々な建材が値上がりしたのですが、
数年前に比べると価格は1.5倍から2倍くらいになっています。
正面から見た状態です。
ほぼお隣の視線が気にならないようになりました。
柱と板材共にイペ材を使用しています。
横幅があるので、長さの違う板材を交互に張っています。
無垢材なので、1枚1枚、木の表情は違います。
それが、無垢材のいいところです。
木口はきめ細かいです。目が詰んでいる分、非常に重たい木です。
比重は1.05なので、水に沈みます。
杉や檜と比べると重量があるので、施工するのには少し大変です。
硬い木でもあるので、切断するのにもマルノコの刃の消耗が激しいです。